コラム

2021.02.24 水曜日 | その他

学生が考える自分たちのキャンパス~関東学院大学 キャンパスリノベーションプロジェクト~後編

ザッキー

ザッキー

スキマ時間は動画で世界のディズニー旅行。ミッキー大好き女子

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みなさん、こんにちは。

『学生が考える自分たちのキャンパス~関東学院大学キャンパスリノベーションプロジェクト~』後編では、
日髙先生が語る「DIYのこれから」と、キャンパスリノベーションプロジェクトを受講されている
学生のみなさんへのインタビューをご紹介します。

>>前回のコラムはこちらから

日髙先生が語る、DIYのこれから

近年、「DIY」や「セルフリノベーション」などがメディアで取り上げられ、盛り上がりをみせています。
そんな現状を、日髙先生の目線からどう捉えているのか、そしてDIYのもつ「可能性」についてお聞きしました。

新しいライフスタイル―家は一生の買い物ではなくなる

近年のDIYの盛り上がりについてどう感じますか?
いいことだと思います!
日本は特に都市部でのDIYの感覚が遅れているかな。
田舎だともっと進んでいると思いますよ。農家さんとかDIYの塊みたいな感じです。

DIYが都市部で注目され始めたのって、
もとは賃貸やアパートの改修ができないという住宅事情からきているんですよね。
今は、賃貸でもできるリノベーションなどが普及して、そういった動画なんかもよく見かけますよね。
少しだけDIYの敷居が下がってきているように感じますね。


 

DIYを通したライフスタイルの変化についてどう考えますか?
普段暮らしている家とは別に、空き家を安く譲ってもらったり、購入したりして、
仕事をしながら週末は空き家のリノベーションをして、将来的にはそこへ移り住む
というライフスタイルもありえますよね。
そういった時に、ちょっとDIYができるといいと思うんです。

そうすると、家は一生の買い物ではなくなってくる。
例えば、大学卒業後すぐに家を手に入れて自分でリノベーションして、30代くらいで都市部から移り住んで、
そこで新たな自分の仕事をするようなスタイルがもっとでてくると面白いですよね。

ただ、そういった発想や行動に移すきっかけは、
「自分でもできる」という体験が無いとなかなか難しいんですよ。

だからこそ授業を通して、こんなライフスタイルを実現できる可能性はあるんだよ、
ということを生徒に伝え続けているんです。
都市部に就職して、そこでずっと暮らすのとは違う選択肢を見せてあげたいです。

今の学生たちは、どこにどうやって住むのかを自分で考えながら選んでいったり、
場合によっては2つの拠点をもったりとか、今までの別荘という発想とは違った
「土地との付き合い方」ができる自由を持った世代でもあると思います。

人口減少、経済規模の縮小など辛い世代ではあるんですが、
そんな時代を生きる彼らに喜びを見出すとすれば、「場所を手に入れられる」とか、
「自分の生き方を選びやすくなる」といったところになるのではないかと思うので、
それを彼ら自身が自覚してくれるといいなと思っています。


従来の別荘とは違う意味での「土地との付き合い方」について、
これからはもっとこのような考え方で生きる人が増えてくるのではないかと思いました。

今までは「帰る家は1つ」という価値観が当たり前でしたが、
働きながら週末は別の場所に帰るような「二拠点生活」というライフスタイルも選択肢としてあるんだなと
日髙先生のお話しを聞いてハッと気づかされました。

「心の時代」と呼ばれる今、「モノ」より「コト」を重視するからこそ、
これからの家の価値観はより一層変化してくるのではないでしょうか。

働きながら少しずつ自分でリノベーションした場所でカフェなんかを開いて、
第2の人生を楽しむようなライフスタイルって素敵ですね。
私もいつかそんな暮らしをしてみたい!

学生のみなさんにもお話を伺いました

授業の中で印象的だったことはなんですか?
素材を選ぶのが大変だったことです。
作るだけじゃなくて、材料から自分たちで考えて買いに行かないといけないので、
課外授業も多くて大変でした。

あと、デザインを考えた人と材質を選ぶ人が違っていたので、
情報共有ができていないと、想定通りの作品が出来上がらないので、
そこも大変でしたけど、印象に残っています。

授業を通して学んだことはなんですか?
自分たちで一からデザインや設計をしたことで、
家具がどのように作られているのかを学ぶことができました。

それから、この授業を通してモノづくりを体験したことで、
自分たちが普段目にしている市販家具の値段の安さに驚きました。

1つの家具を作り上げるのがこんなにも大変なのに、
その努力量に対しての価値が低すぎる!ビックリしましたね…


とても率直な感想をお聞きすることができました。
中でも印象的だったのは、市販家具の価格の安さに驚いたという感想。

家具を一から作り上げたからこそ得られた感覚だと思います。
家具に限らずですが、値段が安いが故に、壊れたら「捨てればいい」、「買い替えればいい」となってしまいがち…
もっとモノを大切にしていきたいですね。

「DIY作業ボード」を授業で使っていただきました!

実は、今回のインタビューが実現したきっかけが、
ファブラックシリーズの「DIY作業ボード」を授業で使っていただいたことでした。

 

素材の加工など、工具を使用する場面が多い授業なのですが、
校内にそうしたDIYができるような環境がなく、ほとんどの作業を屋外で行っていました。
そのため、日が落ちて暗くなってしまうと作業を終わらせなければならず、
授業時間をフルに使うことができずに困っていたそう。

そこで「そんなお悩みにもってこいの、いいモノがあります!」
とDIY作業ボードをオススメしたところ、「是非使ってみたい」とのお返事をいただき、
サンプルをお渡ししたという経緯があったのです。

 

こうしてDIY作業ボードを使っていただいたことで、室内での作業が可能になり、
授業時間をフルに活用することができるようになりました!!

実際にDIY作業ボードを使ってみた感想を、日髙先生・生徒のみなさんにお聞きしました!

◆一般のカッティングボードよりも軽くて持ち運びやすく、女性でも簡単に扱える
◆テープでボードをつなぎ合わせることができるので、大きい材料を扱うことが多いこの授業では、簡単にボードのサイズを拡張できて良かった
◆表面のグラフィックは華やかで良いと思うが、もっとボード表面の強度を上げてほしい
◆追加部材として表面の強化シート的なものを貼ることができたら良い


改善点も指摘していただき、とても貴重なご意見をいただくことができました!

最後に

全2回にわたって、関東学院大学で行われている「キャンパスリノベーションプロジェクト」の取り組み、
そして日髙先生の考える「DIYの魅力とこれから」についてのインタビューをご紹介してきました。

いかがでしたでしょうか?

このコラムを読んでくださったみなさんが、
ちょっとでもDIYって「面白そう!」、「やってみようかな!」と興味をもってもらえたらうれしいです。

今回、このインタビューを快く引き受けてくださった日髙先生、
そして学生のみなさん、ご協力いただきありがとうございました!!

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